2018年01月31日

「あいのり Asian Journey」シーズン1 #14「決戦のとき」

あいのり Asian Journey 相関図(#1-14-1)

タイを走るラブワゴン、今日やってきたのは、首都「バンコク」
車内でいい感じになっているのが、シャイボーイかすが

かすがは、かにゃの歓迎会でのシャイボーイが言ったことを思い出していた。

シャイボーイ「笑顔が素敵ならそれでいい。」
かにゃ「だけ?」
シャイボーイ「その人を笑わせようと思えばどんな仕事でもやるし、どんだけでも辛くても大丈夫。僕は、女の子が笑ってる姿が世界で一番好き。」
かすが「かわいい。」

かすが「シャイボーイは、笑顔のステキな女の子を笑顔にしたいんやって。うちはステキな笑顔で笑えているかな。シャイボーイを笑顔にさせたいと思った。」

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今日は、新メンバー合流の日。しばらく走ると、新メンバーがいた。

トム(22歳・パティシエ見習い)「悔いのない旅にしたいと思います。よろしくお願いします。」
新メンバーのトムは、父親は中国人、母親は中国人と日本人のハーフ。こんなトムに反応したのが、かすがだった。

かすが「ツルッツルしててさ、キラキラしてない?」

第一印象チェックでも、

かすが「きましたね。トムくん、かわいい・・・がゆえに、元カレに雰囲気が似ている。わたし、この旅で元カレを引きずっているのを変えたかったから、ダメなんですよ、ああいうのは。キュンとしたけど、ダメです。」

シャイボーイ大ピンチ。でも、当のシャイボーイは?

シャイボーイ「かなり優しい感じがトムからしますので、自分が男らしさを出せれば際立つんじゃないかと思って、利用していこうと思います。」

まったく気づいていない。

あいのり Asian Journey 相関図(#1-14-2)

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その日の夜。
トムの歓迎会をするため、屋台へ。

裕ちゃん「なんであいのりに参加したか?」
トム「中国では結構普通なんだけど、俺自身に許嫁がいるのね。(その許嫁の)親とは会ったことあるけど本人には、会ったことがない。彼女がいないし、親の希望としては、この子と結婚してくれ見たいな。」
かすが「ああ、そうなんや。」
シャイボーイ「仮にこの旅で1人で帰ることがあれば、許嫁のことも真剣に考えるってこと?」
トム「考える。」

中国では、結婚相手を親が決めることも多い。トムにも社長令嬢の許嫁がいた。この旅で相手を見つけられないと許嫁と結婚する運命。

トム「自分で恋愛して、自分で好きな人と結婚して、そのまま一緒に老後を過ごしたいなと思って、今、ここにいる。本当にラストチャンスだと思って今ここにいるから。」

かすがは、興味津々

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ホテルでは、1人、恋に悩む男がいた。裕ちゃんだ。
翌日、裕ちゃんは、かにゃを誘った。

裕ちゃん「例えば、気になる人ができました。ガンガン行きたいと、自分的には。でも、どう行ったらいいのかわからないみたいな。」
かにゃ「分かんないの?」
裕ちゃん「そう。」
かにゃ「男らしさが欲しいな、なんか。」
裕ちゃん「男らしさ?」
かにゃ「あとは素直にきてほしいかな。」
裕ちゃん「あとは?」
かにゃ「特別感はうれしいよ。自分だけにしかしない事をしてくれたりとか。」
裕ちゃん「特別感・・・。」

その日の夜、スタッフ部屋に裕ちゃんがいた。

裕ちゃん「アドバイスは十分に貰いました!」
スタッフ「何て言ってた?」
裕ちゃん「えっと、(メモを取り出して、)特別感ですね。」
スタッフ「ていうか、メモを見ないと思い出せないの?」

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次の日。メンバーがやってきたのは、「ネオンマーケット」
メンバーは、おこずかいをもらって、別れて行動することに。
すると、トムかすがが一緒になった。

トム「とりあえず、ドリアンいくらか見ていい?」
かすが「そこまで言うならドリアン食べましょう。」
トム「おー! さすがですな。」
かすが「ドリアン、結構するくない?」
トム「これに使っちゃったら、俺さ、使えるお金あんまないよ。逆にマンゴスチン安いね。」
かすが「これ、試食できひんのかな? Can I test it?」
屋台の人「Yes...」
かすが「試食していいって。はいはいどうじょ。は〜い、どうですかー?」
トム「これがマンゴスチン、ほら。」
かすが「どうやって食べるの?」

その夜、かすがは。

かすが「なんでカワイイ事を言うんだと思って、カワイイって、カワイイなって、母性本能くすぐられました。何とかしてあげたいなみたいな。わたしの悪い癖じゃないですけど。気持ちがわいてしまいました、今日。」

一方、シャイボーイの日記には。

シャイボーイ「色白で、ひょろっとした好青年だが、これからゆっくり仲良くなれたらうれしい。」

あいのり Asian Journey 相関図(#1-14-3)

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一方、「ネオンマーケット」にて、裕ちゃんは、アスカと一緒になっていた。

アスカ「なんかさ、おそろいのヤツ買いたいの。」
アスカ「待って? これゾウさん。」
裕ちゃん「あ! ゾウじゃん! めっちゃいいじゃん。丁度ゾウほしいと思ってたの俺。」
アスカ「ほんとにー?」

2つで150バーツ。裕ちゃんがお金を払った。しかし、アスカもお金を払った。
裕ちゃんは、特別感を演出するため、アスカにおそろいのプレゼントをするつもりであったが、割り勘になってしまい、失敗。

その日の夜。

スタッフ「裕ちゃん、気づいていないけど、裕ちゃんはアスカに買ってないからね。」

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次の日、バンコク市内を走っていると。

シャイボーイ「裕ちゃん、裕ちゃん、裕ちゃん、ムエタイスタジアム。」
裕ちゃん「ムエタイスタジアム!? マジだ、ガチのやつだ。」

メンバーがやってきたのは、ムエタイの聖地「ラジャダムナン・スタジアム(เวทีมวยราชดำเนิน、Rajadumnern Stadium)」

裕ちゃん「中に入りたい。」
アスカ「見たかったよね。」
裕ちゃん「見たかった!」
シャイボーイ「だって1日の生活費超えてるもん。」

入場料は、高くて2000バーツ、安くても1000バーツ。

シャイボーイ「みなさ〜ん、先生から提案があります。裕ちゃんだけ、中に入れてあげるってのはいかがでしょう?
メンバー「全然いいよ。」
アスカ「このままでは、帰らせたくない。」
裕ちゃん「マジで?」
あきら「全然譲れる。」
裕ちゃん「ほんとにマジでいいの?超うれしいんだけど。」
アスカ「行っといで。」

裕ちゃんは、1人でスタジアムの中へ。

かすが「シャイは皆に提案して裕ちゃんはめっちゃ嬉しそうに試合を観に行って、その姿を嬉しそうにシャイボーイは見てた。仲間思いで、ほんま優しいな。」

熱気あふれるスタジアム内で、裕ちゃんは、念願だった試合観戦。そして、1時間後。裕ちゃんが戻ってきた。

アスカ「どうだった?」
シャイボーイ「あーおかえり。」
裕ちゃん「すごかった。」
シャイボーイ「どうすごかった?」
裕ちゃん「すごかった。」

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翌日、ドライバー裕ちゃんのために、ある場所に案内してくれた。
バンコク郊外にある、ムエタイジム。ムエタイは、立ち技では最強の格闘技。
タイでは、ムエタイの選手になって一獲千金を狙うのが貧困から抜け出す手段の一つ。
ジムに住み込んで人生かけて戦う選手も多い。
選手たちの気合に、思わず見入る裕ちゃん

そこに現れたのは、ジムのオーナーさん。

ジムオーナー「(裕ちゃんに、)なかなかいい体してるじゃないか。」
裕ちゃん「キックボクシングやってます。」
ジムオーナー「ちょっと、シャドーやってみて。」

裕ちゃんのシャドーを見た、ジムオーナーさんは。

ジムオーナー「試合やってみるか?」
裕ちゃん「やります!」

裕ちゃんは、あっさりOKした。

裕ちゃん「戦う男というか、一個のものに集中している男って、かっこいいって言うじゃないですか・・・。そういう姿を見せたいです、アスカに。」

そして、対戦相手が決まった。42戦31勝の選手。得意技は、強烈な破壊力を持つ膝蹴り。さらに、裕ちゃんには、圧倒的に不利な条件があった。相手は、裕ちゃんより1つ重い階級。裕ちゃんは、キックボクサーなのに蹴りを受けるのもやるのも苦手。

裕ちゃん「やります。もう引き返せないです。ここまで来たんで。みんなの前でやるって言って、ここで引き返したら男じゃないです。」

試合は、実際に行われた。
ルールは、1ラウンド3分、3ラウンド、1分間のインターバル。

結果は、判定で、対戦相手の勝ち。
戦いを終えた裕ちゃんが、リングの外へ。

シャイボーイ「お疲れさま。」
かすが「カッコよかったよ。」
アスカ「めっちゃカッコよかった。」
裕ちゃん「情けねぇ。ムエタイ強いわ、やっぱ。ムエタイ強い。」

試合を終えた裕ちゃんは。

裕ちゃん「強かったっす、彼。自分が弱かったっす。何か、自分の中で戦ってるイコール一番生きてる瞬間なので、それを久々に感じて終わった直後にメンバー来てくれて、うれしかったです。一回、燃え尽きたんで、それ以上、今以上の恋っていうか燃え尽きて、完全燃焼して日本帰ります。」

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その夜。

アスカ「カッコよすぎました。倒れそうになってたじゃないですか。それでも最後までやり遂げたのがすっごいカッコいいなと思って感動しました。」

翌朝。

ホテルの前には、裕ちゃんの姿が。

裕ちゃん「彼は明日も絶対練習するんですよ、朝から晩まで。負けた僕は、ホテルにずっと寝ててっていう。僕、置いて行かれるだけですよね。だったら、それ以上にやらないと・・・。」

裕ちゃんの決意。そこへ・・・。アスカが現れた。

アスカ「あ、おはよう。」
裕ちゃん「ういーっ。おはよう。
アスカ「おはよう。走ろう。」
裕ちゃん「寝れた?」
アスカ「寝れた。」

この日、2人は初めて一緒に走る。

裕ちゃん「試合終わると、一睡もできないんですよね。そんな時に好きな人とか恋人と書いてくれたら絶対落ち着くし絶対いいんだ見たいな感じで言ってて。」
アスカ「支えるのも私の役目かもしれないし本当に応援したいなって。」
裕ちゃん「いて欲しいと思ったのがアスカだったんですよね。」
アスカ「私も強くなりたい。多分、裕ちゃんといたら、強くなれる気がする。」
裕ちゃん「アスカに120%で行きます。」

こうして、2人の恋は走り出した。

(#15につづく)

posted by みやもっつ at 01:00| あいのり Asian Journey